宗流がお届けする小さな豆知識。
by sou-ryu_mame
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色々いろいろ 1

こんにちは。
だんだんと季節が秋から冬に傾き、
北の方からは雪の便りも聞かれる頃になりました。
気候の変化で、お風邪など召されませんように。


さて、本日は「色」についてのお話です。
色と一口に言っても、その数は膨大なものです。
持ち物や衣服の全てには何らかの色がある、
そう言っても過言ではないように思います。


ですが、いま私たちが使用している「色」は、
ニュアンス的にとらえると、「RED」「WHITE」「BLUE」
など、色の大元となるものを「色」として
認識しているように感じます。


古来、特に平安時代は「日本の色」が発展した時代といわれています。
大陸との交易が減り、大和文化の発展とともに
日本独特の「色」と「色の感性」も発展を遂げました。
十二単等の美しい着物の重ね着にも、その色の感性は発揮され
季節や自然の様子などが色によって表されており、
その重ね色を、「かさねいろめ」と呼んでいます。


また、色の名前一つとってみても現代の感覚では
なかなか発想できないような色名が付けられています。
「香色」(丁子で染めた薄い黄茶色・香るような奥ゆかしさから)
「甕覗き」(藍染めの最も薄い色・染める甕を少しのぞいて色づくことから)
など、文字を見ただけでは色がうかがい知れないものも
多くありますが、その説明を知ると古の人々の
感性の豊かさには感服します…。


色名には、即物的に色の原料の名称が名前になったり、
何かの物質の色である事から名前がついたり、
と、いう事もありますが、この時代の人々は
「色」の持つ時間的なもの、空間的なもの、
または季節感や、その色から受ける感覚的なものを
とても大切にしていたのではないでしょうか?


もしかしたら、そうした感性を持った古代の人の目には
いまも私たちが見ている景色なども、
もっと美しく見えるのかもしれません。

色を識別するための目だけでなく、色を愛でる目。
そうした目をもっていければと思います。


宗流
http://www.sou-ryu.jp
(↑宗流の文字より宗流HPがご覧頂けます)

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by sou-ryu_mame | 2008-11-13 16:04 | 色について

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