宗流がお届けする小さな豆知識。
by sou-ryu_mame
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10個で1つ


こんにちは。
本日の京都は晴れたり曇ったり、雨が降ったりと
忙しいお天気の午前中でした。

明日からいよいよ三連休で
京都にお越しの方もおられるかもしれませんね。
明日からは晴れますように…。


さて、本日のお話は昨日に引き続き「刺繍」のお話です。
昨日は糸でしたが、今日はミシンです。

画像は刺繍メーカーさんにある、刺繍を縫うためのミシンです。
ミシンといっても一台づつが独立したものではなく
10台がつながったもので、一度に同じものが10枚できます。

これは家庭用の電動ミシンではなく、動力ミシンです。
また、このミシンを動かしているのはコンピューター。
10台に一枚、フロッピーディスクが搭載されていて
その中に図案を縫うための指示が収められています。

一針一針手で縫う事を思えば、とても画期的なのですが
いまやCDやDVDなど、容量や情報量が大きいものに比べると
まだまだ和装関係はアナログの時代が長かったせいかな、
と思わずにいられません。
それでも、フロッピーが使用される以前は、
紙テープ状のものに、ミシンへの指示を示す穴があいたもの
(織機の紋紙と同じ原理)が使われていました。
そこから思えばかなりの発展です。

またミシンはコンピュータで制御はされていますが、
糸や生地の具合によっては、ミシン糸が切れてしまったり、
針が折れてしまう事があります。
そんな時、頼りになるのはやはり人の手。
自働といってもちゃんとそばにはミシンを見る職人さんがいて
切れた糸をつないだり、生地によっては縫い損じの補修、
またミシンの動きの調整など
しっかりとサポートがされているのです。


このように、刺繍ひとつにも、昨日のお話の配色を担当する人や、
ミシンを操る人、そしてそのもっと以前のお仕事として
下絵を描く人、コンピューターに指令を与えるもとを作る人など
たくさんの人の手が加わり、よりよいものをお使いいただけるようにと、
日々努力をなさっているのです。


宗流


和装小物 宗流
http://www.sou-ryu.jp
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by sou-ryu_mame | 2008-11-21 13:52 | 刺繍について

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