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重ねるのは…年齢と経験だけではありません(前篇)


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こんばんは、新しい週の始まりはいかがでしたか?
楽しかった昨日のお疲れが残ってらっしゃる
方もおられるかもしれませんね。
今週も一週間頑張ってまいります!(my宣言)


さて。本日の画像のサンドイッチ状のものは…?
これは、刺繍半衿と重ね衿です。
上から順に刺繍半衿×重ね衿…と4種類並べて写真をとったら
見たところあまり美味しくなさそうな
サンドイッチみたいになってしまいました。


サンドイッチの話はさておき、
みなさんは重ね衿ってよくお使いになられますか?
私は個人的には好きです。
特に訪問着や華やかな小紋などにはとてもよく似合う気がします。

ですが、よく着物をお召しになられる方に以前お聞きしたことがありましたが
あまり日常的には使わないとの事。
何となく寂しい気がしたものの、でも確かに納得する感は否めません。

と、いうのも日常的にお着物をお召しになられる方は
友禅の小紋などだけでなく、織物の紬・絣のお着物も
随分お召しになる機会が多いのではないでしょうか。
そして、そうしたお着物には、通常重ね衿は使われません。

特に理由を調べた事がなく、私の勝手な想像ではありますが、
まずは、重ね衿が「重ね着」を簡略化したものである事。
これは昔は実際に着物を重ね着をしていた事の名残で、
今現在は留袖等の「ひよく仕立て」と、この「重ね衿」で
重ね着をしているように見せています。

ですが、紬は今でこそ結城紬や大島紬など、
高級品の代名詞になっているものがありますが
もとは絹糸を紡ぐ時にでたくず繭を紡いで糸にしていたため
昔は「日常着」という観念が強かったようです。
そんな紬は重ね着などしなかったのでしょう。
そこから来ているのでは、と推測しています。

また、色柄も大きく影響しているのかもしれません。
白やカラフルな夏大島等を除いては、やはり紬はあっさりとした
シックな色柄が多く見られます。
その粋さ加減が身上であるがゆえ、
華やかさを加えるのは敬遠されるのかもしれません。


けれど、何も必ずしもこうでなくてはいけない!
といったものは、特にはないのではないかと私は思います。

もちろん礼を重んじたり、身だしなみを整える事で
身も心も引き締まるような場というものは
大切にしなければならないと思います。

しかし、ちょっと生意気な意見ではありますが…。
基本を踏まえた上で、個人の好みで着用する分には
少しくらい慣例をアレンジしてもいいのではないでしょうか。
遊び心や冒険心が、新しい流行を生むのでは?と思います。

だって、なかなか新しい事を思いつくのは難しい事ですもの。
「コロンブスのたまご」は、案外みなさんのお好みの中に
眠っているのかもしれませんね。


(後日、「重ねるのは…年齢と経験だけではありません(後篇)」に続く…予定)


宗流


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和装小物 宗流
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by sou-ryu_mame | 2009-01-19 19:30 | 重ね衿について

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