宗流がお届けする小さな豆知識。
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着物とキモノ


こんにちは。
本日はお休みという方も多いのでしょうか。
京都はあいにくの雨模様です。
今日は全国的に雨模様なのでしょうか…。


さて、今日のテーマはそのままズバリの「きもの」です。
ですが、「きもの」の内容のお話ではなく
言葉のニュアンスやイメージについてのお話です。

みなさまは「きもの」を表記される際、「着物」でしょうか?
それとも「キモノ」?また、「kimono」かもしれませんね。

私個人としては「きもの」が一番出番が多いように思います。
「きもの」「着物」「キモノ」「kimono」と表記が変わることによって、
同じ衣装を指していても、何となくイメージが違うように思いませんか?


実際、雑誌やサイトなどを見ると、お店によって表記はさまざまです。
もちろんどれが「正解」なんてないと思います。
また、そうしたお店側の「きもの」に対してのイメージが
お客様のイメージと合致する事により、
新しいコミュニケーションを生むのだと思います。

自分がお買いものをする側だったら、やはり商品やコンセプトが
自分のもつイメージと合うかどうかは気になったりしますもの。

最近は、きもののデザインや着方も昔からの方法にとらわれず
個人の感性やアパレルの感覚を重きに置く事も少なくありません。
もしかしたら、幾世代も前の人たちが現代の様子を見たら
「これも着物なの!?」と思われる事もあるかもしれませんね。

ですが、こうした志向やデザインの多様化は、
自然の流れなのかもしれません。
現代では女性だから女性らしく、という概念よりは、
「私らしく、自分らしく」といったコンセプトが、
衣服にも強く表れている気がします。
そう思うと、その概念がきものに表れるのも
何ら不思議がないように思います。

「きもの」「キモノ」「着物」「kimono」と
表記や呼称がかわったとしても、女性が自分のためにお洒落を
楽しむ気持は基本的に昔も今も同じのような気がします。
もちろん、そこには心と生活のゆとりがあってこそでしょうが。
動乱の世だったら、お洒落なんて言ってられませんしね。


それに…
私は女性運動には全く疎いのですが、
19世紀、それまでの女性特有のラインを強調した衣装から
ブルーマー夫人が女性のためにブルマーを普及させた事を思えば
今のこの日本のきものの変化は、社会情勢等の影響などない分
とても自由で可愛らしいものなのかもしれません。


これから何十年後、また百年単位の年月が経た後、
今の着物はどのように変わっていくのでしょうか?
何か劇的な変化を遂げるのか、はたまた原点回帰となるのか。

…まずは、なくなる事がなければいいのですが。



宗流


和装小物 宗流
http://www.sou-ryu.jp
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by sou-ryu_mame | 2009-01-31 15:58 | 「きもの」について

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