宗流がお届けする小さな豆知識。
by sou-ryu_mame
プロフィールを見る
画像一覧

きもの検定 全国の染織品 近畿地方(滋賀・京都・奈良・和歌山・大阪・兵庫)








こんにちは。
本日二回目の検定のお勉強です。
まだ一つUPしただけで、すでにもうヘロヘロです^^;
…ちょっと詰め込み過ぎの感はありますが、
普段なかなか時間がないので、出来る時にやらなくちゃ~!
まぁ、詰め込むだけ詰め込んで、扉を開けると
「どさっ!!」と荷物が落ちてくるクローゼットのような
気がしないでもありませんが、いざ仕方なし。
お片付けが苦手な宗流です!



さて。今回は近畿地方の染織品のご紹介です。
この地域には織物・染物ともにたくさんあります。
それでは早速まいりましょう~!!




c0163413_18265335.gif





25:滋賀県  近江上布(おうみじょうふ)
          秦荘紬(はたしょうつむぎ)
          浜縮緬(はまちりめん)



近江上布は滋賀県の湖東で織られている麻織物です。
上布は麻の繊維を糸にして織る織物ですが、麻の性質として
乾燥すると切れやすい難点があるのですが、湖国である近江地方
は気候がしっとりと麻に潤いを与えるそうです。
近江上布は苧麻を手績みし地機で織る生平とラミー糸を用いた
絣織物が作られています。
この生平(きびら)とは、経緯糸ともに苧麻を使い、漂白をしない
麻織物をよびます。
またもう一方の絣織物の糸を染めるのは、石川県の能登上布と同じく
「櫛押し捺染」という技法が用いられます。



秦荘紬は滋賀県秦荘町で織られる絹織物です。
戦後生まれと比較的新しい織物ですが、近江で織られる上布の技術を
紬織物に応用した織物で、着尺だけでなく帯などにも使われます。
種類には大きく分けて二つあり、経糸に座繰糸、緯糸に真綿糸を使い
化学染料で染めたものと、経緯糸とも真綿の手紬糸を使用し、
植物染めしたものの二種類があるそうです。


浜縮緬は滋賀県長浜市で織られる、多くは模様のない無地縮緬です。
新潟県五泉市、京都の丹後地方で織られる白生地とともに
浜縮緬の産地である長浜で織られる浜縮緬は日本の三大縮緬といわれており
滋賀県の琵琶湖の軟水で精錬されるこの生地は独特の風合いを持っています。








26:京都府   京友禅(きょうゆうぜん) 
          京小紋(きょうこもん)
          京鹿の子絞り(きょうかのこしぼり)
          西陣織(にしじんおり)
          丹後縮緬(たんごちりめん)
          藤布(ふじぬの)




京友禅は京都市で染められる友禅で、東京・加賀と共に三大友禅に数えられます。
京友禅は渋さが持ち味の東京友禅や加賀友禅と大きく違う点に、
友禅染を施した後、金彩や刺繍などの装飾を加え、華やかに完成されます。
また東京友禅が一人の作家による一貫作業に対し、京友禅は完全分業作業で
下絵から糊置き、色挿しなどの工程がそれぞれの専門職人の手によって
行われます。その工程は約二十種とも言われています。



京小紋は「京型小紋」とも呼ばれ、何枚もの型を使い京友禅のような
雰囲気を持つ小紋染めの事です。この型紙は表される色と同じ数だけ
用いられ、最低でも20枚、多い時では100枚を超えるとも言われています。



京鹿の子絞りは本来、京都で生産される鹿の子絞りをさしていたのですが
現在では帽子絞りや桶絞りなどの技法を含め、京都で生産される絞りを含め
様々な絞りに対しての総称とされています。



西陣織は京都市西陣で織られている織物を総称してそう呼ばれます。
着尺地もありますが、そのほとんどは帯地で、金欄・緞子を始め
錦織や唐織など様々な美しい織物が織られています。
西陣織は明治以前ジャガード機が導入されるまでは、二人がかりで織る
「空引き機」を使用していましたが、現在では力織機が中心となりました。
しかし、現在も伝統の手織りで織られる職人もおられるそうです。


丹後縮緬は京都府丹後地方で織られる白生地で、浜縮緬が無地ものに
対し、丹後縮緬の多くは紋織物が中心です。
この地方で縮緬織りが始まったのは江戸時代中期頃で、丹後に住む
絹屋佐平治が西陣で織物の技法を学び、丹後地方へと持ち帰った
事が縮緬織の始まりだと言われています。



藤布は、科布・葛布などと同じく古代布として知られており
京都府丹後地方で織られています。
藤は蔓の部分を刈りとり、皮をはいで中の繊維質を乾燥させ
湯で煮てから何度も水でさらし灰汁を抜いてから績んで糸を作ります。






27:奈良県  奈良晒(ならさらし)



奈良晒は奈良県月ヶ瀬村で織られていた麻織物です。
江戸時代には衣服用としての供給地として月ヶ瀬は知られていましたが
明治に時代に入ると、蚊帳などの生地生産に転換されたそうです。
また奈良晒は奈良県の無形文化財にも指定されています。







28:和歌山県



すみません、和歌山県の主な染織品を探してみたのですが不明でした。







29:大阪府   注染ゆかた(ちゅうせんゆかた)



注染ゆかたは東京・大阪・静岡で染められている、
主にゆかたや手ぬぐいなどに使われる染織法です。
こちらは以前東京都の項でご紹介いたしましたので、
詳しくは→こちらの東京をご覧下さい。






30:兵庫県   丹波布(たんばぬの)
         


丹波布は兵庫県丹波市青垣町佐治地域を中心に織られている
木綿織物の一つです。
この地方では江戸時代末期から木綿の栽培が始まり、ここで
織られたものは「佐治木綿」と呼ばれていました。
明治末期に一度綿織物は途絶えましたが、昭和に入ってから
柳宗悦氏によって再び復興し、丹波布と名付けられました。
現在では国の重要無形文化財に指定されています。
丹波布は経緯糸ともに木綿の手紬糸を使用し、また緯糸の一部
にはこの地方で古くから行われた養蚕業で出た出荷できない繭を
つまみだして糸に交ぜて使用されています。






近畿地方終わりです~^^
残るは中国・四国地方、九州・沖縄地方です。
ようやく先が少し見えてきました。
でも、お勉強はまだまだ一歩目を脱してません^^;
頑張らないと!!
[PR]
by sou-ryu_mame | 2010-08-28 18:31 | きもの検定について

最新の記事

再び「衿」のお話
at 2011-02-02 22:30
半襟の日
at 2011-01-20 00:22
睦月の節句
at 2011-01-16 18:21
2010 正倉院展 その3
at 2010-11-20 18:23
2010 正倉院展 その2
at 2010-11-03 17:01

お気に入りブログ

。*゜ミルクブラウン色の...

ライフログ

検索

ファン

ブログジャンル

画像一覧