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by sou-ryu_mame
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きもの検定 全国の染織品 沖縄地方(沖縄および島々)



こんばんは。
今日で八月も終わりですね。
みなさまの夏はいかがでしたか?
素敵な夏の思い出はたくさんできましたか?
明日からは九月。
気分新たに頑張ってまいりましょうね^^



さて。
本日で全国の染織品のご紹介も終わりです。
長かった…予定では八月の半ばには終了する予定でしたが
いつのまにかもう九月。
まだまだお勉強しなくてはいけない分野ももりだくさん。
少しペースをあげなくては!
本日は宗流の最も苦手な沖縄編です^^;
何しろ、漢字が難しいのに加え、島々の形がいま一つ覚えられません。
しかし、沖縄県は染織品、特に織物の一大産地。
伝統的工芸品に認定された染織品数に至っては、全国一を誇ります。
苦手とは言ってられません!




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47:沖縄県   琉球紅型(りゅうきゅうびんがた)
          琉球藍型(りゅうきゅうえーがた)
          芭蕉布(ばしょうふ)
          琉球絣(りゅうきゅうかすり)
          首里織(しゅりおり)
          読谷山花織(よみたんざんはなおり)
          南風原花織(はえばるはなおり)






琉球紅型は、今から500年ほど前、琉球王朝の時代に王族・貴族のために
染められたものでした。
王族の専用のものに、花鳥に鳳凰・龍などを染め上げた紅型を「首里型」と
呼び、時代を経て庶民の晴れ着として紅型が着られるようになると、「那覇型」
と呼ばれる小型の紅型が染められるようになりました。
紅型の「紅」とは赤い色という意味ではなく、色の総称。そして「型」は模様を
表します。この紅型という名称が使われるようになったのは大正末期と言われています。
この型紙は沖縄の自然や生活に密接した身近なものをモチーフにし、渋紙に図案を
のせ、ルクジュウ(豆腐を乾燥させ、油につけたもの)の台の上で小刀で突き彫り
して作られます。その型紙を生地にのせ、糊をヘラで置いてから伸子張りをして
滲み止めの呉汁(大豆をすりつぶした汁)を引き、色を挿してゆきます。
紅型の基本色は、赤・黄・青・紫・緑・黒(墨)の六色で、専用の筆を使い
基本的に明るい色から暗い色へと染められます。
模様に色が付けられた後、さらにその部分をぼかすの技術を「隈取り」といい、
濃い色調で色を挿しながらぼかす事で立体感が生まれ、それが紅型の大きな
特徴となっています。
また通常の染めものの場合、色を挿した後「蒸し」という生地を蒸して色を定着
させる工程があるのですが、この「蒸し」は沖縄が本土に復帰してから行わる
ようになったそうです。




琉球藍型は色鮮やかな紅型とは違い、型紙を使って藍一色で染めたもの
をいいます。また華やかな紅型がもとは王族・貴族のものだったのに対し、藍型は
庶民の衣服を染めていたそうです。
藍型は古くは三世紀頃には染められており、魏志倭人伝にも記されています。
技法としては紅型と染める染料が違うだけで、工程も同じです。
沖縄県では多くの織物がありますが、染色のきものはこの藍型と紅型だけです。




芭蕉布はバナナと同種の植物、糸芭蕉の茎の繊維を糸にして織り上げられ、
13世紀には織り始められた古代布の一つです。
戦後、壊滅的な状況にあった芭蕉布は、沖縄本島の大宜味村喜如嘉で
平良敏子が復興させ、重要無形文化財保持者に認定されました。
芭蕉布はきものや帯と、作られるものによって糸芭蕉の繊維に違いがあります。
糸芭蕉は外皮から四種類に分けて糸が作られ、帯には二番目の「ナハウー」
きものには最も上質な「ナハグー」とよばれる糸が使われます。
またこの繊維から糸を取る作業を「苧績み」といい、取り出した長い繊維を
絡まないように「チング」という玉状のものに束ねながら苧績みされます。




琉球絣は沖縄で生産される絣柄の総称であるとともに、南風原で織られる
泥藍で染めた糸を使用した木綿の絣織物をさします。
この琉球絣の特徴は、豊富な絣柄にあります。約600種類とも言われる模様は
多くは鳥や植物、また生活用品などをモチーフにされており、この模様は
琉球王朝時代から伝わる「御絵図帳(みえずちょう)」と呼ばれる図案集
を元に染められています。




首里織は沖縄本島の首里織物の総称で、現在首里織には花織・ロートン織・
花倉織・絣・ミンサーなどがあります。
花織は「はなうい」と呼ばれる紋織物で、糸を浮かせて幾何文様を織ります。
ロートン織は裏表とも経糸の浮く織りで両面使え、花倉織は絽織と両面浮き花織
を組み合わせた織り方で捩り部分が透かしになる織物です。




読谷山花織は首里花織と並ぶ代表的な花織で、糸を使って花模様を織り出し
絣柄を組み合わせます。
読谷山花織はとても手の込んだ織物であったため、かつては王府御用達の織物
であったとも言われています。



南風原花織は沖縄本島の南部、南風原町で織られている花織です。
主に両面浮き花織の技法で織られています。
1998年、沖縄県の伝統的工芸品に認定されています。






1:久米島   久米島紬(くめじまつむぎ)



久米島紬は沖縄県久米島で生産される紬で、植物染料と泥染めによる
味わい深い風合いが持ち味とされています。
起源は15世紀に明へと留学した堂之比屋(どうのひや)という人物が
養蚕技術を持ち帰った事に始まります。また江戸時代に薩摩藩へ献上
した際、黄八丈の泥染めの技法を取り入れて、現在の久米島紬が完成
したと言われています。
この久米島紬の基本色は黒褐色・赤茶・黄・鶯・鼠の五色で、絣柄や
縞柄が織られています。また絣括りから一人の職人により仕上げられ、
織り上がった布を砧打ちで布を柔らかくするのも大きな特徴です。




2:宮古島   宮古上布(みやこじょうふ)



宮古上布は沖縄県宮古島で生産される夏用の絣織物です。
その多くは白または紺色の細かな絣柄で、蝉の羽根のように薄いものの
耐久性に優れ、さらりとした肌触りが特徴です。
絣糸を作るのは大島紬と同じく締機を使い、琉球藍で繰り返し染め
られます。細かい絣柄を手織りし、仕上げに砧打ちをする事で
生地につやと張り、柔軟性を持たせます。



3:竹富島   八重山交布(やえやまぐんぼう)
         ミンサー織り(みんさーおり)



八重山交布は沖縄県竹富島で織られる織物です。
この八重山交布は経糸に絹糸や木綿糸を用い、緯糸に芭蕉または手績みした
苧麻を原料にしています。


ミンサー織は沖縄県八重山諸島で織られている綿織物です。
ミンサー織りは沖縄本島をはじめ周辺の島々も織られていますが
織り方に大きな違いはないものの、模様や糸染めにはそれぞれの地域で
五つ玉、四つ玉、トゥイグワーと呼ばれる鳥の模様などの模様が織られ
それぞれの特徴が見られます。



4:石垣島   八重山上布(やえやまじょうふ)
         


八重山上布は沖縄県石垣島を中心に織られている麻織物で、琉球絣を藍・茶・
赤褐色で織りだしたものの他、白地や絣柄の赤縞上布と呼ばれるものもあり
ます。
苧麻の手績み糸を緯糸に、ラミー糸を経糸に用い、絣糸は紅露(クール)と
と呼ばれるヤマノイモ科の植物の茎から取った染料や琉球藍で摺り込み捺染
されるのが特徴です。平成元年に伝統的工芸品に指定されています。




5:与那国島   与那国織(よなぐにおり)



与那国織は沖縄県与那国島で織られる織物の総称です。
与那国島では苧麻や芭蕉で織られる織物はほとんど見られず、主に使われて
いるのは木綿と絹です。その代表でもある「与那国花織」は格子縞の中に
小さな花模様を織り出したもので、表裏に模様が出る両面浮き花織や
緯糸を浮かせて織る緯浮き花織の技法が使われています。






全国の染織品のご紹介、ひとまず終わりです^^
思いのほかたくさんあって、本人もびっくりです!
でも、まとめるだけでも一苦労でしたが、これを覚えないと
意味がないんですよね…ショボン




宗流
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by sou-ryu_mame | 2010-09-01 01:13 | きもの検定について

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