宗流がお届けする小さな豆知識。
by sou-ryu_mame
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きもの検定 きもの用語のいろいろ




こんにちは。
今日も昨日に引き続き、とてもいいお天気です♪
みなさまよい連休をお過ごしでしょうか^^
宗流はこの連休、普段は仕事でお勉強に時間を取るのが難しいので
しっかりお勉強したいと思います!
ガンバルゾ!!


さて。本日は少し趣向を凝らして(?)きものにまつわる言葉の
同音異義語、また一つのものに対し同じ意味をあらわす言葉をご紹介致します。
きものの世界には、曖昧とまでは言えませんが、そうした言葉が
たくさん存在します。
その中のほんの一部ではありますが、少しでも多くご紹介できればと
思っておりますので、どうぞよろしくお付き合い下さいね^^



まずは同音意義語です。


●熨斗目:のしめ

これは漢字も同じなのですが、一つは赤ちゃんの祝い着、
もう一つは男性の裃や素襖の下に着用した小袖の意匠です。


●熨斗:のし(湯のし

熨斗の方は束ね熨斗など、熨斗模様に使う言葉です。
もう一つは「のし」というより、湯気で反物のしわをのばす「湯のし」や
「手のし」に使う言葉です。


●扱:しごき:扱き

これは三つほどあります。
一つは七五三などで子供の衣装に使われる「しごき帯」や兵児帯の別名。
またおはしょりを取る際につかわれた「抱え帯」の事をさします。
二つ目は型友禅で色を置く時に使われる「扱き糊」または東京小紋などで
ヘラで染めつける作業の事。
三つ目は和裁で縫い目をならすために指で扱く事をさします。


●合着:間着

(あいぎ)合着は冬物と夏物の間の時期に着るものの総称です→単衣
間着は打掛と下着の間に着るきもので、小袖をさします。


●厚板:厚板

(あついた)どちらも同じ漢字を用いますが、一つは厚板織ともいい、
緯糸に生糸・経糸に練糸を用い、地紋を織り出した帯地用の生地をいいます。
もう一つは能装束の衣装の一つの厚地の織物のきものです。


●色直し:色直し

一つは結婚・出産・葬儀の際に白無垢のきものを着用し、それが済むと色もののきもの
に着替える古くからの風習をさしました。
もう一つは現代の披露宴でも見られる色直しですが、以前は結婚式の当日、式服を
脱いで別のきものに着替えた事をそう呼びました。


●浮線綾:浮線綾

(ふせんりょう)一つは有職文様などに見られる、「浮線綾藤の丸」などの
丸い模様の事をさします。
もう一つは古代紋織物の一つで、文様を織り出す緯糸や経糸を地組織から浮かせて
織る織物をいいます。


●衣紋:衣紋

(えもん)本来「衣紋」とは衣紋道といい着付けの事をさしていました。
もう一つは、きものの衿の後部分で、着付けの際に首の後ろを開ける事を
「衣紋を抜く」や「抜き衣紋」といいます。


●お引き摺り:お引き摺り

江戸中期以降、大正時代初期まで上流階級の女性は、おはしょりを取らず室内では
きものの裾を引き摺っており、その着方をさしました。
もう一つは、だらしのない女性に対しての言葉です。


●腰巻:腰巻

一つは室町時代から江戸時代にかけ、武家の女性が小袖の上の打掛を肩脱ぎにし、
腰にから下に巻きつける着方をさします。
もう一つは、現代も使われている女性の肌着の一種をさします。


●石持:石持

「こくもち」と読み、一つは紋を染める場所を白く丸く染め抜いたものをさします。
もう一つは、同じ形の無地の丸い家紋です。



●二陪織物:二重織物

(ふたえおりもの)
平安時代の貴族の装束などに使われた、重めの縫取織物です。
十二単の唐衣や上着などに使われます。



同音、または同じ漢字をあてるものは結構ありますね。
本日は、一つのものに同じ意味をあらわす言葉も一緒にご紹介しようと思ってましたが
案外たくさんありましたので、残りはまた別にご紹介致します。



次回へ続く





宗流
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by sou-ryu_mame | 2010-09-19 12:14 | きもの検定について

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