宗流がお届けする小さな豆知識。
by sou-ryu_mame
プロフィールを見る
画像一覧

今年もやってまいりました!


こんにちは。


前回、夏用のテンプレートを変更して一回しか投稿してないと
お話しさせていただきましたが、ホントに気づけば
夏も過ぎてすっかり秋…。
今回はとうとう一回のみしか使わなかった夏テンプレートも
秋用に衣替えです^^;


秋と言えば…食欲は年中なのでおいておいて、
ここ数年、すっかり恒例行事となった「きもの検定」の季節です!!
これをご覧頂いてらっしゃる方の中にも、
もしかしたらこの10/18に受験される方がいらっしゃるかもしれませんね。
宗流も今年、1級を受験します。

ところで…
先日、この検定のための講習用模擬問題が郵送されてきたのですが
あまりにレベルが高すぎて、かなりの衝撃を受けました。
ムツカシスギル…!!
実は宗流、しょっぱなの一問目から挫折気味です^^;
それがこれ↓


問1

衣更えの習慣は、公家の生活文化の中から生まれました。
室町時代には4/1に綿入れを袷に替え、5/5の端午の節句から(ア)を着用し
9/9の(イ)の節句から(ウ)を着用するという規範が定着しました。


みなさんおわかりでしょうか???
答えは…

ア:帷子  イ:重陽  ウ:綿入れ   です。

宗流、イしか解りませんでした。。。
これって、常識だったんでしょうか???
でも、帷子も綿入れも普段なかなか耳慣れない言葉です。
私も自分の仕事で、帷子なんてまず口走りません!
口走るとすれば、時代劇に出てくる忍者の「鎖帷子」くらいのものです。
それもたぶん、一生のうちに一度か二度程度出てくればいい所です。

ちなみに、帷子は裏をつけない麻のきものの事、
綿入れは表裏の生地の間に綿を入れた防寒着の事、だそう。
帷子は、江戸時代後期からは単衣と呼ぶようになったようで、
「室町時代」という所がポイントだったようですね。


ほかにも…
青の染料でおなじみの「藍」は、徳島県のものは「○○科」、
沖縄県のものは「○○科」か答えよ、という問題。

普通、藍といえば「蓼(タデ)科」なのですが、
もう一つはまるで聞いた事のないものでした。
答えは「キツネノマゴ科」だそうです…。
初めて聞きました。一瞬ふざけてるのかと思いましたね。

そんなこんなで、今回の1級はどこをどう勉強していいものやら
かなり困っています!
前回の2級までは、上級者レベルだったそうですが
今回は専門レベル。。。でも、私も呉服業界関係者とはいえ
初めて知る事だらけです^^;
しかも、今回は選択肢の勘も使えない記述問題ときています。
困りましたね~!!

実は明日、9/28に一日かけて受験用の講習があるのですが、
宗流もお仕事を休んで受講してきます。
あまりにも雲を掴むような状態のこの1級検定。
たぶん明日も「???」な内容になるとは思いますが
とりあえず頑張ってお勉強してきたいと思います。


あと半月強ですが、きもの検定を受験される方々、
一緒に頑張りましょう!!
(↑今回は無理モードが漂う宗流です)



宗流


和装小物 宗流
http://www.sou-ryu.jp
[PR]
by sou-ryu_mame | 2009-09-27 15:43 | 「きもの」について

春…京都は花盛り!


こんにちは。
今日の京都は連日のお天気の良さが引き続き
本日も快晴なり!です。


さて、本日のまめ知識は春らしい話題です。
どうぞよろしくお付き合い下さいね。


今日のお昼間、お使いついでに自転車で近所を
走っていると、何人かのきもの美人とすれ違いました。
どの方も思い思いのお着物で
春のお出かけを満喫されていたよう!
何しろ、きもの美人の方々のお顔には、
見ているこちらも嬉しくなりそうな微笑み。
和装関係の仕事をしている宗流は
それだけでもとてもうれしく思いました。


可愛らしい銘仙柄のアンティーク風のお着物
粋な縞柄のすっきりとした小紋のお着物
白地に若々しい朱赤の花柄のお着物…
どの方のお着物も素敵でしたが
中でもうっとりとしてしまったのが
お母様とお嬢様らしきお二人のお着物姿。


お母様らしき女性は銀鼠色の上品な地に
白い友禅の花を飛び柄に配したお着物に、
モダンな白×グレーの帯
お嬢様は藍地の紅型風のお着物に
紅い可愛らしい帯。髪にも同色の飾りをされていました。
お二人の着姿に、目の保養をさせて頂きました。


春、そろそろ京都も桜の花は終わりを迎えますが
まだまだこれから花をつける植物もたくさんあります。
そして、京都の街を美しく彩るきもの美人のお着物。
京都の街は、きものがよく似合います。


京都に咲く花は、植物の花だけではありません。
女性のお着物姿も京都に似つかわしい花なのです。
その花で、京都を美しく彩って頂ければと思います。
みなさんもよろしければお着物で京都にいらして下さいね。




宗流


和装小物 宗流
http://www.sou-ryu.jp
[PR]
by sou-ryu_mame | 2009-04-12 16:24 | 「きもの」について

桜の花の満ちる頃のお別れ…


こんにちは。
しばらくぶりの投稿となりました。
約半月ほどご無沙汰しておりました間に、
京都もいつの間にか季節は冬から春に。
桜の花も満開を迎え、桜吹雪が舞う頃になりました。
みなさまのお住まいの地域はいかがでしょうか…?


3月下旬よりお休みしておりました「宗流まめ知識」。
せっかく少しずつみなさんにご覧頂けるようになったのですが
しばらく仕事が多忙を極めており、お休みいたしておりましたが
本日より再開いたします!
気分も新たに、どうぞ宜しくお願いします♪


さて、春といえば秋とともに、きものでお出かけするには
暑くも寒くもなく、ちょうど適した気温ではないかと思います。
また春は婚礼やご旅行など、きものの種類を問わず
きれいに着こなされた女性をよく目にする季節でもあります。

そしてそれと同時に、秋・冬に活躍してくれた「羽織」との
しばしのお別れの季節でもあります。
お住まいの地域の気候等で多少の違いがあるのでしょうが
一般的に羽織を着用する期間の目安として
「秋の紅葉が色づく頃から、桜が満開を迎える頃まで」
と、言われています。
(コートはもう少し時期が遅く~早くなります)
その時期以前、またそれ以降は羽織なしの
きものと帯の「帯つき姿」で過ごすのが一般的です。


ですが、実際にカレンダー上では春を迎えているとはいえ、
相手は自然です。なかなか思い通りにいかないのが現実です。
羽織の要らない暖かな日があれば、肌寒い日もあります。
そんな時に便利なのが、お洋服の時に使うストールです。


この頃はお洋服のポイントとしてストールを使う方も多く
お店にもとても多くのストールが並んでいます。
もちろん、きもの用のショール・ストールも多く販売されており、
デザイン的にも以前に比べるとお洒落なものがたくさんあります。
しかし、やはり少々お値段の張るものも多いようです。

それに対し、お洋服のショールはお手頃なものから高価なものまで
値段帯によって多くの商品が出回っているように感じます。
また、色や素材・デザイン的にも面白いものが多く、
選択の幅が広いように思います。
そして、もともとしわ加工が施されているものなどは
ちょっとバッグにしのばせておくと、肌寒い時に重宝な上、
たたみじわも気にならないスグレモノです。


逆に言えば、和装のショールに至っても
きもの用だけに限定してしまうのはもったいない気がします。
和装用のショールには、正絹を使ったものなど
上質な素材でできているものが多くあります。
ちょっとおめかししたお洋服でお出かけの際には
そんな上質な素材のものでアクセントを加えるのもお洒落です。

お洋服であってもきものであっても、
お洒落心にボーダーラインをひいてしまうのは、
少しもったいない気がします。
利用できることや、共有することで、
お洒落の幅は広がるのではないでしょうか。


とはいえ、これは余談なのですが…
この時期、お花見をお着物で、という方も多いかと思いますが
特に陽が落ちてからの夜桜見物や、花冷えの日は
慣習にとらわれ過ぎて、帯つき姿で震えながらのお花見では
せっかくの楽しい時間も台無しです。
そんな時はもちえろん
ぜひご無理なさらずに上に一枚羽織って下さいね…。


宗流


和装小物 宗流
http://www.sou-ryu.jp
[PR]
by sou-ryu_mame | 2009-04-06 18:26 | 「きもの」について

ちょっと「はずして」みました

こんにちは。
本日の京都は久々に朝から快晴~!
こんな日は元気にお出かけ!と行きたいですが
残念ながら、お仕事で出勤してます。
…いえいえ、お仕事あってこそのお出かけです(?)
頑張りますよ~!


昨日までで「絹について」全10回のお話が終わり
本日は軽くちょっと休憩です。
またお暇な時などに、ぼちぼち読んで頂けたら嬉しいです!


さて、今日のテーマは「はずし」です。
色々ありますね…席・音程・羽目…私は最後のが一番多いです。
が、今日はきものについての「はずし」です。
きものをよくご着用になられる方はお分かりと思いますが、
きものは着付けをするための小道具や手間が多い衣装です。
もちろん着馴れた方は平気でしょうが、もしかしたら着付けの大変さが
きものを着る事に対して敬遠される理由かもしれませんね。


確かに着付けの作法にのっとって、きれいに着ると美しいものです。
でも、最初からきれいに着れる人なんてなかなかいません。
けれどきものを着てみたいと思われる方も確かにいらっしゃると思います。
そういう方に…

私は始めから堅苦しく着る必要もないと思っています。
そんな方にオススメなのが、二部式着物です。
以前は帯をしないタイプのものがほとんどでしたが、
現在はこうした見た目はほぼ通常の着物と変わらないものも出ています。
そして、このきものに作り帯なら、
特別着付け教室に行かなくても、ご自身で着用可能です!

また、結構悩まれる方が多いと聞きます下着なのですが
私の勝手な意見なのですが、一番簡単なのは
半襦袢×長めのペチコート!
これなら長襦袢を着る必要も、裾除けを巻く事もなく
上からそのままきものを着ることができると思います。

ですが…簡単さを一番においた場合、難点もあるのが現実です。
二部式の着物も、ペチコートも化繊のものの場合、
どうしても静電気が発生してしまいます。
その場合は洗える化繊のもの限定で、帯静電気防止剤(スプレーのもの)
でしっかりガードして下さいね。

また足許に関しましては、確かにペチコートでは寒いかもしれません。
それには「レギンス」でしっかり防寒!
足袋の上までくらいの少し長めの丈のものなら
着物の裾からそれほど見える事もなく、歩けそうです。


「お洒落は見えない部分から」これは確かに言えると思います。
けれど、きものの美しさや、たおやかさに憧れる女性に
着つけの面倒さが敬遠されてしまうのも事実ではないでしょうか?
逆に言えば、せめて目に見えない部分は「はずして」も
私は構わない気がしないのですが…。


宗流


和装小物 宗流
http://www.sou-ryu.jp
[PR]
by sou-ryu_mame | 2009-03-07 17:35 | 「きもの」について

映像のなかの「きもの」


こんばんは。
もう明日はお休み、と今夜は寛ぎの最中の方も多いのでしょうか。
私は今週あと一日お仕事です。
頑張らねば!


さて、本日は先ほどTVで藤沢周平の原作映画
「隠し剣 鬼の爪」を見ていた影響で
「映像の中のきもの」についてのお話です。

時代劇などを見ていると、劇中の当時の女性たちは
もちろん「きもの」を着用しています。
ですが、その「きもの」が今のきものと違うと
感じられた事はないでしょうか?

見た目で一番違う点は、町の女性たちの襟元かもしれません。
いまの「きもの」の襟元には、劇中の女性たちのような
黒いかけ襟は、まずほとんど見られません。
今の「きもの」は毎日普段着に着用される方を除いては
「お洒落着」としての要素が強いのに比べ
当時の女性たちは「きもの」=「日常着」でした。

もちろん日常着だったため、いまのように高価な絹物を着て
炊事・洗濯をこなしていたわけではありません。
簡素な木綿や、くず繭から紡いだ糸で作られたきものが一般的でした。
そして、何より現代の私たちが何枚もの衣服を持つように
たくさんの着物を持っていたわけではないそうです。

一枚のきものがダメになるまで、大事に着るのが当たり前だった当時
きものがまず最初に痛む箇所は「襟元」でした。
そのため、痛み防止と汚れが目立たないという観点から
きものに黒いかけ襟がかけられていたそうです。

子供のころ、そんな事とはまったく知らず
TVの時代劇の影響で、私はきものには必ず
黒い襟がついているものと思いこんでいました。
今思うと、そうでないと気づくほどに
周りにきものを着る人がいなかったのかもしれませんね。


そして、よく見ていると時々劇中でおかしな事を目にすることがあります。
それは、女性の帯の「お太鼓結び」と「帯揚げ」です。
実はこの二つは、江戸時代の初頭にはなかったものなのです。

お太鼓結びは、江戸の末期に東京の亀戸天神にある
太鼓橋と呼ばれる橋の形状をまねて、
亀戸の芸者さんたちが結ぶようになったものなのです。
そして、その帯結びに必要な帯枕や帯揚げも、
その頃から使われるようになりました。

ですから、江戸の初頭が舞台の時代劇で
町の女性たちが当たり前のように帯をお太鼓を結ぶ、
というのには少し無理があるのです。


でも…きものに携わる者の一人としては
帯の結び方はどうあれ、きれいな女優さんが
美しくきものを着こなす姿を見て、一人でも多くの現代の女性たちが
「きものっていいなぁ」と思ってくれる事を願ってやみません。


宗流


和装小物  宗流
http://www.sou-ryu.jp
[PR]
by sou-ryu_mame | 2009-02-07 00:24 | 「きもの」について

着物とキモノ


こんにちは。
本日はお休みという方も多いのでしょうか。
京都はあいにくの雨模様です。
今日は全国的に雨模様なのでしょうか…。


さて、今日のテーマはそのままズバリの「きもの」です。
ですが、「きもの」の内容のお話ではなく
言葉のニュアンスやイメージについてのお話です。

みなさまは「きもの」を表記される際、「着物」でしょうか?
それとも「キモノ」?また、「kimono」かもしれませんね。

私個人としては「きもの」が一番出番が多いように思います。
「きもの」「着物」「キモノ」「kimono」と表記が変わることによって、
同じ衣装を指していても、何となくイメージが違うように思いませんか?


実際、雑誌やサイトなどを見ると、お店によって表記はさまざまです。
もちろんどれが「正解」なんてないと思います。
また、そうしたお店側の「きもの」に対してのイメージが
お客様のイメージと合致する事により、
新しいコミュニケーションを生むのだと思います。

自分がお買いものをする側だったら、やはり商品やコンセプトが
自分のもつイメージと合うかどうかは気になったりしますもの。

最近は、きもののデザインや着方も昔からの方法にとらわれず
個人の感性やアパレルの感覚を重きに置く事も少なくありません。
もしかしたら、幾世代も前の人たちが現代の様子を見たら
「これも着物なの!?」と思われる事もあるかもしれませんね。

ですが、こうした志向やデザインの多様化は、
自然の流れなのかもしれません。
現代では女性だから女性らしく、という概念よりは、
「私らしく、自分らしく」といったコンセプトが、
衣服にも強く表れている気がします。
そう思うと、その概念がきものに表れるのも
何ら不思議がないように思います。

「きもの」「キモノ」「着物」「kimono」と
表記や呼称がかわったとしても、女性が自分のためにお洒落を
楽しむ気持は基本的に昔も今も同じのような気がします。
もちろん、そこには心と生活のゆとりがあってこそでしょうが。
動乱の世だったら、お洒落なんて言ってられませんしね。


それに…
私は女性運動には全く疎いのですが、
19世紀、それまでの女性特有のラインを強調した衣装から
ブルーマー夫人が女性のためにブルマーを普及させた事を思えば
今のこの日本のきものの変化は、社会情勢等の影響などない分
とても自由で可愛らしいものなのかもしれません。


これから何十年後、また百年単位の年月が経た後、
今の着物はどのように変わっていくのでしょうか?
何か劇的な変化を遂げるのか、はたまた原点回帰となるのか。

…まずは、なくなる事がなければいいのですが。



宗流


和装小物 宗流
http://www.sou-ryu.jp
[PR]
by sou-ryu_mame | 2009-01-31 15:58 | 「きもの」について

最新の記事

再び「衿」のお話
at 2011-02-02 22:30
半襟の日
at 2011-01-20 00:22
睦月の節句
at 2011-01-16 18:21
2010 正倉院展 その3
at 2010-11-20 18:23
2010 正倉院展 その2
at 2010-11-03 17:01

お気に入りブログ

。*゜ミルクブラウン色の...

ライフログ

検索

ファン

ブログジャンル

画像一覧