宗流がお届けする小さな豆知識。
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姐さん仕様?

こんにちは。
本日の京都は雨が降りそで降らない空模様です。
すっきりとしないお天気です。


さて、本日のお話は「下駄」です。


最近はホントに色んな下駄があります。
鼻緒の色柄だけでなく、台もおしゃれなものがたくさん。

オーソドックスな桐下駄をはじめ、塗・彫り・シコロ・などなど…
そしてその種類豊富な台に、それ以上に種類豊富な鼻緒。
またツボ部分の色も選べる履き物屋さんもありますので
履き物選びの醍醐味は、「自分なりにカスタマイズできる!」
それが最も大きいかもしれません。


今回の画像は、鼻緒奥が印伝の鳥獣戯画、
手前の鼻緒は正絹の鹿の子絞り、
台は奥から鎌倉彫りの桐台、
手前は合皮貼りの桐台です。


ちなみに…
今回の仕入れは私自身ではなかったので
到着した台を見てびっくり!

スネーク(蛇)柄~!?
(画像手前は黒バージョンですが、
白黒のやけにリアルっぽいのもあり)
おぼろげながらに見た記憶のある、
ヤクザ映画に出てきそうな雪駄みたいです…。


でも…
きっとこれも粋なおねーさんが履かれたら
とっても素敵に違いない!と、
自分に言い聞かせています(?)
きりっとした白足袋にとても似合いそうです。


そして、今回もこの場をお借りして…

もし・もしも・もしかして…このブログをご覧になり
この下駄をお気に召して頂いたお方、
もう少し詳しく知りたいと思われたお方、
そしてパートナーへのクリスマスプレゼントに悩む男性の方、
等などのお方がいらっしゃいましたら、
どうぞお気軽に 宗流 まで
ご連絡を頂ければと思います。
他にも「こんなのないかしら?」等のお問い合わせも大歓迎です!

どうぞお気軽にお問い合わせくださいね。


宗流


http://www.sou-ryu.jp 和装小物 宗流

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by sou-ryu_mame | 2008-11-28 16:28 | 履き物について

菊なんです


こんにちは。
今日の京都は快晴でとてもいいお天気でした。
仕事中は仕事部屋にこもり
PCの前に座りっぱなしなので、
なかなかお天気もわからないのですが…。


さて、本日は帯留のお話です。
画像は和装小物のメーカーさんからお借りした
振袖用のつまみ細工の帯留です。


帯留自体は、半幅帯などで帯締めをしなかったり、
帯締めを普通に締める分には特に必要ないのですが
あればとてもいいアクセントになります。
また、何となく小さくて可愛いので、つい集めてしまうという方も
結構いらっしゃるのかもしれません。


昔から、この帯留にはおそろしくたくさんのバリエーションがあり、
素材だけでもヒスイやサンゴ・琥珀・真珠などの宝石類から
ガラスや陶器製のもの、刺繍細工のもの、
また身近なもので手作りされる方等など
数え切れるものではありません。


そして着物や帯のアクセントとしてだけでなく、
お付けになられる方の洒落っ気や、遊び心が表現しやすい
アイテムといえるかもしてません。

でも、なかなか付ける機会がない…
どんなものが合うかわかりにくい…との方へ。
もし着物でお出かけの予定がありましたら、
そのお出かけの内容に合わせてお選びいただくと
帯留で装う楽しみも、選ぶ楽しみも増しますよ。

例えばお花見の時期だと、さくらの花をあしらったものや
お酒を飲む席だと、お酒をいれる瓢箪のかたちのもの
クリスマスパーティーだと、クリスマスモチーフなど
お出かけにちなんだもので遊び心を主張すれば
その場の雰囲気にもあったものがお選びいただけます。

遊び心はお洒落上手の近道!かもしれません。


さて、今回ご紹介した画像のつまみ細工の帯留ですが、
もし、もしも、もしかしてお気に召して頂けた方がいらっしゃいましたら
詳しい内容をメーカーに問い合わせさせて頂きますので
お気軽に宗流まで
お問い合わせ下さいね。



和装小物・宗流
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by sou-ryu_mame | 2008-11-26 17:43 | 帯留について

10個で1つ


こんにちは。
本日の京都は晴れたり曇ったり、雨が降ったりと
忙しいお天気の午前中でした。

明日からいよいよ三連休で
京都にお越しの方もおられるかもしれませんね。
明日からは晴れますように…。


さて、本日のお話は昨日に引き続き「刺繍」のお話です。
昨日は糸でしたが、今日はミシンです。

画像は刺繍メーカーさんにある、刺繍を縫うためのミシンです。
ミシンといっても一台づつが独立したものではなく
10台がつながったもので、一度に同じものが10枚できます。

これは家庭用の電動ミシンではなく、動力ミシンです。
また、このミシンを動かしているのはコンピューター。
10台に一枚、フロッピーディスクが搭載されていて
その中に図案を縫うための指示が収められています。

一針一針手で縫う事を思えば、とても画期的なのですが
いまやCDやDVDなど、容量や情報量が大きいものに比べると
まだまだ和装関係はアナログの時代が長かったせいかな、
と思わずにいられません。
それでも、フロッピーが使用される以前は、
紙テープ状のものに、ミシンへの指示を示す穴があいたもの
(織機の紋紙と同じ原理)が使われていました。
そこから思えばかなりの発展です。

またミシンはコンピュータで制御はされていますが、
糸や生地の具合によっては、ミシン糸が切れてしまったり、
針が折れてしまう事があります。
そんな時、頼りになるのはやはり人の手。
自働といってもちゃんとそばにはミシンを見る職人さんがいて
切れた糸をつないだり、生地によっては縫い損じの補修、
またミシンの動きの調整など
しっかりとサポートがされているのです。


このように、刺繍ひとつにも、昨日のお話の配色を担当する人や、
ミシンを操る人、そしてそのもっと以前のお仕事として
下絵を描く人、コンピューターに指令を与えるもとを作る人など
たくさんの人の手が加わり、よりよいものをお使いいただけるようにと、
日々努力をなさっているのです。


宗流


和装小物 宗流
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by sou-ryu_mame | 2008-11-21 13:52 | 刺繍について

糸で描く絵


こんにちは。
ここ数日、京都はぐんと気温が下がり
急に冷え込むようになりました。
まさに京都の底冷えです。
そして、景気も底冷え…らしいです。


さて、本日は前回の色に続くお話で
「刺繍糸」についてのお話です。

刺繍は呉服関係の中でも、友禅や絞り・金彩などと同じように
着物や和装小物においてとても多く使われている技法です。
また、ハンカチや洋服などにもよく使われているので
みなさまも目にされる機会が多いのではないかと思います。
その中でも今回はミシンで縫う刺繍の糸についてお話します。


本日の画像はその刺繍の糸です。
糸の太さは、家庭用のミシン糸程度とそれほど変わりません。
素材は化繊糸や絹など様々です。
ただ、家庭用のミシンは布と布をはぎ合わせたり
ステッチをかけたりが主な縫い方なのに対し、
刺繍用のミシンは、この細い糸で線だけでなく、
面を糸で埋めて色を生地の上に置いていくため
縫い合わせるミシン糸に比べ、大変たくさんの糸の分量が必要です。

また糸の分量だけでなく、色の数も途方もなくたくさんあります。
絵の具のように混ぜ合わせて新たに色を作るのではなく
一つの色で一本の糸のため、多くの色を使う刺繍には
必然的にたくさんの色糸が必要となってきます。
そのため、刺繍を生業にされるメーカーさんには
膨大な色の糸がストックされているのです。


刺繍の絵に対して、色糸の置き方を考える仕事を「配色」といいます。
この配色は大変なお仕事です。
何しろ膨大な色の中から、色構成を考えるのはセンスが問われます。
また、花の刺繍一つとってみても、そこを単色で縫い上げるだけなら
色を考えるだけで済みますが、花芯の部分や花びらの色の濃淡、
全体の立体感等を考慮しながら色を決めてくため、
頭も目もフル回転しながら作業が行われます。
いってみれば、色のプロデューサー兼職人さんかもしれません。


細い糸が織りなす色や絵は、自由に描ける友禅とは違い
表現にも制約が出てきます。
ですが平面的な絵とは違い、独特の立体感があります。
そしてそれが刺繍の一番の魅力ともいえる気がします。

もし美しい刺繍に出会われた際、その製品のバックグラウンドに
そうした人々が携わっています事をほんの少し思い出して頂ければ
和装の関係に携わる者としてとても幸せに思います。

宗流



和装小物 宗流
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by sou-ryu_mame | 2008-11-20 17:34 | 刺繍について

色々いろいろ 1

こんにちは。
だんだんと季節が秋から冬に傾き、
北の方からは雪の便りも聞かれる頃になりました。
気候の変化で、お風邪など召されませんように。


さて、本日は「色」についてのお話です。
色と一口に言っても、その数は膨大なものです。
持ち物や衣服の全てには何らかの色がある、
そう言っても過言ではないように思います。


ですが、いま私たちが使用している「色」は、
ニュアンス的にとらえると、「RED」「WHITE」「BLUE」
など、色の大元となるものを「色」として
認識しているように感じます。


古来、特に平安時代は「日本の色」が発展した時代といわれています。
大陸との交易が減り、大和文化の発展とともに
日本独特の「色」と「色の感性」も発展を遂げました。
十二単等の美しい着物の重ね着にも、その色の感性は発揮され
季節や自然の様子などが色によって表されており、
その重ね色を、「かさねいろめ」と呼んでいます。


また、色の名前一つとってみても現代の感覚では
なかなか発想できないような色名が付けられています。
「香色」(丁子で染めた薄い黄茶色・香るような奥ゆかしさから)
「甕覗き」(藍染めの最も薄い色・染める甕を少しのぞいて色づくことから)
など、文字を見ただけでは色がうかがい知れないものも
多くありますが、その説明を知ると古の人々の
感性の豊かさには感服します…。


色名には、即物的に色の原料の名称が名前になったり、
何かの物質の色である事から名前がついたり、
と、いう事もありますが、この時代の人々は
「色」の持つ時間的なもの、空間的なもの、
または季節感や、その色から受ける感覚的なものを
とても大切にしていたのではないでしょうか?


もしかしたら、そうした感性を持った古代の人の目には
いまも私たちが見ている景色なども、
もっと美しく見えるのかもしれません。

色を識別するための目だけでなく、色を愛でる目。
そうした目をもっていければと思います。


宗流
http://www.sou-ryu.jp
(↑宗流の文字より宗流HPがご覧頂けます)

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by sou-ryu_mame | 2008-11-13 16:04 | 色について

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