宗流がお届けする小さな豆知識。
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本日よりご紹介です~!


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こんばんは。
本日の京都は昨日までの暖かさから一転、
風の冷たい、寒い一日でした。
でも…そんな中でも仕事場の前にある小学校の桜は
ちらほらと花を咲かし始めました。
いよいよ本格的な春到来ですね!


さて、宗流HPにも春がやってきました♪
本日より、それまでも Spring pink だったTOPページに
新たな春を追加しました~!
今日の画像は、今回ご紹介いたします
「四季の衿・帯留」の画像です。

この「四季~」シリーズ、今回ご紹介いたします
3月、4月だけでなく、12ヵ月のデザインが揃っています。
それぞれに季節の花や生き物が可愛らしく刺繍されてます♪
また4月以降も追々ご紹介させて頂きますね!
それでは、まずは3・4月から…。


3月 芽吹き
冷たく固い土の下から春の訪れを告げる、蕨や土筆・筍を刺繍しました。
優しい色遣いの中に、春の喜びが溢れるデザインです!

4月 蜜蜂とクローバー
春の野原には、クローバーの緑がよく似合います。
ハート型の可愛い葉っぱに誘われた蜜蜂さんをデザインしました!

どちらも半衿(絹交織)と帯留があり、
半衿は5色展開・帯留は4色展開となっております。
特に半衿は、春らしい柔らかな色を中心に使いやすい白・黒をご用意!
衿元・帯まわりから、春を感じてみませんか?

なお、商品は宗流HPの中段下あたりに設置してあります、
フォトアルバムよりご覧頂けます。
少し見づらくて申し訳ないのですが、移動している小さな画像を
クリックして頂くと、各商品の説明が出てきます。
また説明文章の中の「こちら」の文字をクリックして頂くと
詳細のページへ移動したします!


どうぞ宜しければご覧下さいね。


※ price
半衿 通常価格¥3,990→期間限定価格¥3,150
帯留 通常価格¥3,990→期間限定価格¥3,780
となります。


宗流


和装小物 宗流
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by sou-ryu_mame | 2009-03-23 19:26 | 宗流HPについて

癒しの色


こんばんは。
本日の京都は暖かかった昨日に引き続き
表で少し動くと暑く感じるほどの陽気でした。
暖かいのは非常に嬉しいことなのですが…
あまり気持ちのよい気候は、眠気を誘うのが難点です。
…私の気の緩み具合が多分に影響してるのでしょうが。


さて、本日は「色のお話」の第四回目。
今日は「緑色」についてのお話です。

「緑色」といえば、まず真っ先に思いつくものとして
木々や草花の葉っぱの色かもしれません。
ガーデニングなどお好きな方には、最も身近な色の一つでしょうね。

私たちに比較的身近なこの「緑色」
これほど緑が身近にあると、この緑の葉を利用して
染色を行うのも簡単だと思われる方も多いかと思います。
ですが、現在のところ自然界では単体のものを用いて
緑色を染め上げるのは、とても困難なことなのです。

実は、緑色の葉に含まれる色素は、煮出したりして生地に染める
まではきれいな緑色が発色するのですが、持続性に欠け、
せっかくきれいに染まっていてもすぐに色あせてしまいます。
そのため、天然染料を用いる染色の場合、
青系の色と黄色系の色を重ね染めして、緑色を染めます。
これには先日登場しました藍などの青色と
刈安(かりやす)やウコンなどの黄色が用いられます。
これほど多くの緑が生活の中に存在しているせいか、
ちょっと残念な気さえしてきます。

緑色にも、大変多くのバリエーションがあります。
黄がかったものや、青みのあるもの等、自然界の中で
木々の緑が季節によって色を変える様や
植物の葉もその品種によって様々な色や形があるのと同じです。

ほんの一部をご紹介すると…
・緑みのさえた黄緑「萌黄色」 ・黄みの深い黄緑「苔色」
・青みのさえた緑「青竹色」 ・薄い青緑「水浅黄色」…等です。

日本に四季があるように、自然にも四季がある。
そして、四季を彩る木々の緑色も、その四季によって色を変える。
そうした様子が緑色だけに限らず、
様々な色を作り出す原点なのかもしれませんね。


ところで、この「緑色」
実は「食」の世界では、その色が濃く青みがかかるほど
食欲を減退させる色としても知られています。
また、ダイエットをされていらっしゃる方には
食器やスプーンなどのカトラリーグッズを青緑にすると
食欲が抑えられるそうです。

けれど、きれいに盛り付けられたお料理に、
ほんの少しグリーンが添えてあると、美味しそうに見えますよね。
これはどういう事かと申しますと、
人間は色彩を感知し、その色の与えるイメージによって
行動や受ける印象が変わってくるのですが、
緑色に関しては「黄緑色」に近付く事により、食欲が増すのだそうです。
根拠としてのお話は解りませんが、確かに青々とした樹木の葉の緑より
柔らかそうな黄緑色のレタスの方が美味しそうに感じます…。


そして、これは余談なのですが
英語では「嫉妬」の事を「Green-eyed-monster」(緑の目の怪物)
と、呼ぶそうです。
確かに怖いのですが、なぜ緑なんでしょうね?

緑を見て癒される事は多いのですが
目が緑になってしまうのは…いただけません。



宗流


和装小物 宗流
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by sou-ryu_mame | 2009-03-18 18:32 | 色について

高貴な色


こんばんは。
本日の京都はお天気もまずまずでしたが、
暖かな気候の一日でした。
今日は週明け一日目、今週はどんな一週間になるのかな?


さて、本日はいつの間にかシリーズ化した「色のお話」
第三回目です。
今日は「紫色」のお話です。


紫といえば…直接的な色の事ではありませんが春が過ぎる頃になると
天気予報でもよくこの色のついたものが話題に上ります。「紫外線」です。
これは実は直接的でないとはいったものの、紫の色と関係があります。
虹を構成する六色の色(赤・オレンジ・黄・緑・青・紫)のうち、
紫色は光の波長が最も短いそうです。(380~430nm)
そしてこれより波長が短いものを紫外線といいます。
またよく化粧品などに明記される「UV」は
英語の「Ultraviolet」から略されたものだそうです。
これも紫色と関わりがある名称の一つです。

紫外線は殺菌消毒、ビタミンDの合成などに有用なのですが、
皮膚のメラニン色素を沈着させてしまい、それがシミの原因となります。
女性にとってはちょっと怖い物の一つかもしれませんね…。


さて、ちょっと話が逸れましたが、本題に戻ります。
和装などの染色の世界では、紫を染めるのには大きく二通りがあります。
一つは「紫草」と呼ばれる植物の根を用いて染める方法です。
この紫草は北海道、本州・九州の広い地域に自生する植物ですが
特に江戸時代、東北地方の南部藩が幕府・朝廷にこの紫草で
染めた絞り染めを献上したことから、「南部紫根染」「南部絞」と
呼ばれ、現在でも伝統産業の一つとして残っています。
そしてこの「紫根」に含まれる紫色の色素成分を
この植物から名をとってシコニン (Shikonin) と呼ばれています。

またその他の方法では、前回に登場した紅花と
前々回の藍を組み合わせて染めた「二藍(ふたあい)」と呼ばれるものです。
これは「二つの藍色」という意味ではなく、「藍=色」という
意味合いで、赤色と青色自体を指しています。


紫色…この色も大変多くのバリエーションがある色です。
まず大きく分けると、青みの紫と赤みの紫です。
江戸時代頃、紫色には関東と関西がありました。
とはいえ、名称と比較的地域性の好みが現れた、というものですが。
一つは「江戸紫」、もう一つは「京紫」と呼ばれるもので
「江戸紫」は青味のある渋めの紫、そして「京紫」は、赤みの紫です。
これは、江戸の渋好みと京の雅やかな好みが、
色に反映した一つの例といえるのでしょうね。

その他に、「葡萄(ぶどう・えび)色」「菫(すみれ)色」など
自然の持つ色などが名前になったもの、
「二藍」や「消紫(けしむらさき)→染液を一晩寝かせ、色素が分解し
ネズミ色がかったところで染める色」など、染めの方法が
そのまま色の名称となったものがあります。


紫色といえば、やはり高貴な色というイメージがありますね。
これは聖徳太子の時代、身分の階級によって使用できる色を決めた
「冠位十二階」においても最高位の色とされていたからなのですが、
この紫を染める「紫根」がとても高価で染めにも高い技術を要する事も
最上位の色となった理由の一つだそうです。


しかし…
私は今の現代に生まれて幸せだと思います。
そもそも色は染料の安価・高価はあるにせよ
色自体に順位があるわけではありません。
なおかつ身分によって着用してはいけない色があるなんて
現在からみれば滑稽なお話にも思えます。
色の順位ではなく、色の好みで衣服や持ち物が選べる
それができないような不自由な時代に生まれなくてよかったものです。


宗流


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by sou-ryu_mame | 2009-03-16 22:19 | 色について

太陽の花


こんばんは。
本日の京都は、午前中は昨夜の雨が残っていましたが
午後からは雨も上がり、久々の青空が戻ってきました。
ただ風はとても冷たく、春の暖かなものとは
程遠いものでしたが…。


さて、今日は昨日の「藍」に続き、色のお話です。
どうやら、この色シリーズも何となく続きそうな予感…。
どうぞお付き合い下さいね。


唐突ですが、みなさまのイメージの中で
「赤色」を表すもので真っ先に思い浮かぶものって何でしょうか?
太陽・火・血…季節柄、苺というのもあるかもしれませんね。
この赤色、色の中では、生命の躍動のイメージに最も近い色だと
いうお話を聞いたことがあります。
万物の母とも言われる海の青や、植物の生命を表す緑も
同じ意味合いがあるのかもしれませんが、
寒色系のそれらが、穏やかさを持ちあわすのに対し
躍動感という点では、赤が優っているように思います。
特に濃い赤色は情熱的な色ですものね。


ところで、この赤色ですが、染色(天然染料)の中では
「紅花」という植物由来の色素で染められる場合が多くあります。
ですが、この花自体は「紅」という名前こそついていますが
花の色は黄色、もしくは薄朱色(オレンジ色)が主とされます。

この黄色い花からどうやって赤い色素を取り出すのかというと、
まず花びらを水に浸してよく揉みます。
すると、水は黄色の色素(サフロール黄)で黄色く染まります。
そのまま揉み続けると、やがて黄色の色素が出切ります。
その後、花びらをいったん取り出し、灰汁の中に浸けておくと
水に赤色の色素(カーサミン)が溶け出します。
染色は、その赤の色素が溶け出したもので行われるのです。

紅花の歴史は古く、原産国でもあるエチオピアからエジプトにかけては
ミイラを包む布をこの紅花で染めていたとも言われています。
その後、この紅花は中国に渡り、そこから日本にも伝わったそうです。


また、紅花は古くから文学の世界でもたびたび引用がされてきました。
古いところでは万葉集・古今集にも登場しています。
よく知られるお話では、源氏物語にもこの紅花は登場します。
と、いっても花自体ではなく、名称なのですが…。
常陸宮の姫君である「末摘花」は、紅花の異名なのです。
残念ながらこの姫君は、美貌の姫君が多数登場する源氏物語の中では
容姿が優れた女性としては描かれていません。
鼻が赤いこの姫君は、花の赤い紅花とかけて「末摘花」という
あまり嬉しくない愛称(?)を光源氏につけられてしまいます。


ですが、この「末摘花」は、大変古風で一途な女性として描かれています。
確かに容姿は良くは描かれていませんが、
たとえ磊落しようとも貴族としての誇りを保ち
八年もの長い月日を源氏一途に思い続ける女性なのです。

そう思えば…
この「末摘花」の名前はもしかしたら、鼻の赤いという揶揄だけでなく
紅花の色のような情熱的な心を、密やかに内に内包する女性、
という意味でつけられたのかもしれません。
もちろん、これは私の想像の域でのお話ですが…。



宗流


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by sou-ryu_mame | 2009-03-14 21:19 | 色について

Japan blue


こんばんは。
本日の京都は、朝からずっと雨降りでした。
そして、今もまだ降り続いてます。
もうそろそろ雨にも飽きてきた頃ですが、
花粉症の方には嬉しい雨なんでしょうね…。


さて、今日は雨→水→青…という事で(?)
超独断的に、青の色についてのお話です。

青という色で現代の衣生活の中で、最も身近なものといえば、
ジーンズに代表される「インディゴブルー」かもしれません。
男女を問わず多くの人が身に付ける、という点ではブルージーンズを
しのぐものを探す方が大変かもしれませんね。

この「インディゴ」
これはタデ科の蓼藍(たであい)やマメ科のインド藍等の植物に含まれる
天然染料として使われてきたものといわれています。
そして、このブルーの色素の原料である「蓼藍」は
呉服業界でもなくてはならないものなのです。


藍染(あいぞめ)という言葉を耳にされた事のある方は多いかと思います。
これは緑色の藍の葉から抽出される青い色素で染める染物です。
その染色には、二つの方法があります。
一つは生葉染と呼ばれる方法です。
この方法はいたってシンプルで、刈り取った藍の葉を細かく刻み
少量の酢を入れた水の中で揉み、色素を取り出します。
その藍の葉の色素で染まった水で生地を染めるのです。

そして、もう一つの方法が「灰汁建発酵染(あくだてはっこうぞめ)」と
よばれる方法です。
この方法は前者のシンプルな方法に比べ、時間と手間がかかります。

まずは「蒅(すくも)」とよばれる染めの原料を作ります。
これは刈り取った藍の葉にむしろをかけて水をかけて三か月ほど発酵させます。
その出来上がった堆肥状の蒅、木灰汁、ふすま、石灰水をかめの中に入れ
一週間から10日ほど待ちます。
すると、「藍の花」とよばれる発酵の際に出る泡の層が表面に浮かんできます。
そこでようやく染めの染色液が出来上がるのです。


この藍染はほぼ日本全国で行われていたそうですが
現在でも最も有名なものは、四国の徳島県で染められた
「阿波の藍染め」と言われています。
この藍染を使い、徳島県では「しじら織」とよばれる
伝統的な織物が現在でも織られています。


この「藍」なのですが、世界的には「Ai」ではなく、
「Japan blue」と呼ばれています。
これは特に日本の蓼藍で染めた独特の深い色の藍染めが
美しく発色する事と、日本的な色合いから呼ばれるそうですが、
もしかしたら、これは日本の美しい自然の中だからこそ
作られるものかもしれません。

美しい清水、澄んだ空気…どんな伝統産業もそうなのでしょうが
美しい日本の風景ともいえる水や空気、それが
世界に誇るものを生み出す原点なのかもしれません。
後世にもそうした伝統産業を伝えていくために
私たちが自分でほんの少し気をつけて自然を大切にすることは
今の現代に生きる者の義務なのかもしれませんね。


宗流


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by sou-ryu_mame | 2009-03-13 21:47 | 色について

ようやく完了~!


こんにちは。
本日の京都は、朝のうちはお天気も良かったのですが
お昼前くらいから雲が広がってきました。
最近ホントに曇りの日が多いです…。
でも、着実に気温は穏やかになってきている気がします。
ほかほか・まったりの春はもうすぐですかね♪


さて、本日は先日のただいま難航まっただ中のその後です。

WEB超初心者の私をさんざん悩ませた、TOPページのプチリニューアルも
本日ようやく完了しました!TOPページ
ご覧頂くと「な~んだ」と言われそうですが、フォトアルバムを設置してみました!

現在は次回のSALEの準備中ですので、
お知らせの事項としては特にまだ何もないのですが…(泣)
でも、とりあえず次回に向けての前段階アップとして、
今回は通常HPでご紹介しております商品を組み込んでおります。
また新着商品の情報や、SALEのお知らせなど
このフォトアルバムにてご紹介させて頂きますので
どうぞ宜しくお願い致します!


しかし…
HPっていざ自分でやってみると、色々な機能や見せ方があってビックリです。
もっと勉強して色々できるようにならなくっちゃ!
頑張ります宣言~!



宗流


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by sou-ryu_mame | 2009-03-11 16:59 | 宗流HPについて

ただいま難航まっただ中…

こんばんは。
本日の京都は一日中曇り空でした。
いつ泣きだしてもおかしくない模様です。
そして、ただいま私はやや焦り気味です。
今日は自転車出勤のため、できれば自転車で帰りたい…。
どなたか私の仕事が終わるまで、
泣き出しそうな空をあやしていてほしいものです。


さて、今日は久々に宗流HPについてです。
タイトルにもありますが、ホントにただいま難航中です…。

実はTOPページをちょこっとリニューアルしようと思い、
今までさわる気のなかった(←避けていました)
flashをやってみようと奮起したものの…
今朝から始めて、まだUPできておりません。

おそらく、慣れた方なら「ちょちょい」とできそうなのですが
なんせHPに関しては全く素人の私。
最後の最後の段階でかなり足踏みしています。
こういう時に仕事の相棒がいるといいのですが、
一人だと考えが同じ所でくるくる回ってなかなか進みません。
しょんぼり…。


さて。
どの業界もそうですが、今やインターネットなしには
日々の業務に支障を来してしまう時代。
どちらかと言えば、アナログの色濃い和装業界に関しても
インターネットを様々な方法で利用されていらっしゃる会社や
団体は、数年前に比べると格段に多くなってきています。

けれど、同じ繊維を扱うアパレルなどの業界に比べ
(もちろん企業間の差・個人差はありますが)
和装業界はPCに関して重きを置く人、そうでない人の
差がとても開いているように思います。

どちらが、というような正誤を問う訳ではないのですが、
ただせっかくの便利な利器を使わずにいるのはもったいないのでは、
という気がします。

でも、必要ない分野も確かに存在するのかもしれません。
例えば、馴染みのお客様のもとへお伺いして
お好みにかないそうなものをお勧めするといった仕事には
PCスキルより、お客様一人一人の好みを分析し
商品の性質を余すことなくお伝えする事が何より大切でしょう。
人間関係の上で成り立っているお商売には
デジタルの波が影響する余地がないほどの
信頼というものがあるのかもしれません。


インターネットを媒体とした仕事をしていると、時々
PCの前に本当に人がいるのかな?と
思う事がよくあります。
たとえばどこかのネットショップでお買い物をしても注文後すぐに
返信メールがきたりすると、便利だなぁと思うのと同時に
何となくネットショップ自体に人が働いているのかな?
と変な錯覚を抱いたりします。


もちろん
便利な反面、機械的なあっけなさを感じるのは
私がPCに関してまだまだ未熟なせいも多分とあるのでしょうけど。
人間関係の上に成り立つ便利なインターネット社会。
そんな時代が来るといいのですが…。


さて、本日はこの辺で終わりです。
宗流HPも、近日中にプチリニューアルが完了しますように
明日も頑張ります!



宗流


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by sou-ryu_mame | 2009-03-09 19:55 | 宗流HPについて

ちょっと「はずして」みました

こんにちは。
本日の京都は久々に朝から快晴~!
こんな日は元気にお出かけ!と行きたいですが
残念ながら、お仕事で出勤してます。
…いえいえ、お仕事あってこそのお出かけです(?)
頑張りますよ~!


昨日までで「絹について」全10回のお話が終わり
本日は軽くちょっと休憩です。
またお暇な時などに、ぼちぼち読んで頂けたら嬉しいです!


さて、今日のテーマは「はずし」です。
色々ありますね…席・音程・羽目…私は最後のが一番多いです。
が、今日はきものについての「はずし」です。
きものをよくご着用になられる方はお分かりと思いますが、
きものは着付けをするための小道具や手間が多い衣装です。
もちろん着馴れた方は平気でしょうが、もしかしたら着付けの大変さが
きものを着る事に対して敬遠される理由かもしれませんね。


確かに着付けの作法にのっとって、きれいに着ると美しいものです。
でも、最初からきれいに着れる人なんてなかなかいません。
けれどきものを着てみたいと思われる方も確かにいらっしゃると思います。
そういう方に…

私は始めから堅苦しく着る必要もないと思っています。
そんな方にオススメなのが、二部式着物です。
以前は帯をしないタイプのものがほとんどでしたが、
現在はこうした見た目はほぼ通常の着物と変わらないものも出ています。
そして、このきものに作り帯なら、
特別着付け教室に行かなくても、ご自身で着用可能です!

また、結構悩まれる方が多いと聞きます下着なのですが
私の勝手な意見なのですが、一番簡単なのは
半襦袢×長めのペチコート!
これなら長襦袢を着る必要も、裾除けを巻く事もなく
上からそのままきものを着ることができると思います。

ですが…簡単さを一番においた場合、難点もあるのが現実です。
二部式の着物も、ペチコートも化繊のものの場合、
どうしても静電気が発生してしまいます。
その場合は洗える化繊のもの限定で、帯静電気防止剤(スプレーのもの)
でしっかりガードして下さいね。

また足許に関しましては、確かにペチコートでは寒いかもしれません。
それには「レギンス」でしっかり防寒!
足袋の上までくらいの少し長めの丈のものなら
着物の裾からそれほど見える事もなく、歩けそうです。


「お洒落は見えない部分から」これは確かに言えると思います。
けれど、きものの美しさや、たおやかさに憧れる女性に
着つけの面倒さが敬遠されてしまうのも事実ではないでしょうか?
逆に言えば、せめて目に見えない部分は「はずして」も
私は構わない気がしないのですが…。


宗流


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by sou-ryu_mame | 2009-03-07 17:35 | 「きもの」について

原点回帰(?) 絹について10(終)


こんばんは。
本日の京都は朝から一日雨模様でした。
でも、今日の雨は暖かな雨です。
心なしか、街の木々も雨に濡れるのを楽しんでいるよう。
あ~、このまま春になったらいいのに…と、
甘い事を考える宗流です。


さて、本日は「絹について」のお話も、記念すべき(?)
第10回目となりました。
そして本日は「絹について」最終回です!
それでは、本日もまいりましょう。


糸の準備・図案・綜絖・紋紙と進み、機にかけられた糸は
ようやく織りにかけられます。
あとは職人さん・織機がひたすら織りに専念され、生地が織りあげられます。
今日は最後という事で、「機」についてのお話です。

帯で知られる京都の西陣では、現在量産を可能にするため
「ジャカード機」という機が使われています。
これは前回お話しました「紋紙」を使った織機で、
経糸の上げ下げを紋紙で制御しています。
では、それ以前はどうだったのかといいますと、
平安時代から明治当初までは「空引機」と呼ばれる機を使っていました。
これは、現在のジャカード機のように一人で織るものではなく
二人がかりで織る織機でした。

どのようにして二人の人間が必要かといいますと
一人はよく昔話で見るように機の前で織り手として座ります。
そしてもう一人は織機の上に作られた二階建の床のような部分に
腰を掛け、その場で経糸に通した綜絖を、手で引き上げるのです。
紋紙の役割を、まさに人間の手で行うという訳なのです。
これには下の織り手の人間と息があわなければ、
縦糸を引き上げるタイミングがとれません。
そこで、上下に座るコンビで歌を歌い、それに合わせて織り進めたそうです。
また、こうした空引き機のような機の種類を、「高機」といいます。


それに対して明治になってヨーロッパから導入された機を
「ジャカード機」といいます。
これは1800年代、フランス人ジョセフ・マリー・ジャカード
という人が発明したといわれる織機で、現在の機のように
穴のあいた紋紙を使用するものでした。
当時は人の手で機を織っていましたが、後に現在のような力織機となり
生産性が飛躍的に伸びたということです。
また、この機は「ジャカード」「ジャガード」「ジャカール」などとも呼ばれますが
同じものを指しています。


現在大量に生産される生地のほとんどは力織機によるものですが、
それ以外にも、麻で織られる小千谷縮には「居坐機(いざりばた)」
西陣で織られる帯によく使われる綴れ織には「綴れ機」
沖縄の伝統的な絣織物の琉球絣には「高機」
高級品の代名詞とも言われる結城紬などは「地機」で織られるなど
まだ人の手によって織り上げられるものも多くあります。
また、こうした手織りのものは力織機によるものに比べ
大変高価なものとして流通します。これは時間がかかる事もありますが
やはり機械には出せない味わいをもつ生地が織り上がるからなのです。


そして最後に、
様々な工程を経て織り上がった生地は、以前お話しました「精錬」という
作業を終え、水洗いされて絞られたものを既定の生地幅に伸ばす「幅だし」
そして最終工程の検品を終えてようやく製品となるのです。


多くの人々の手、そして仕事に対しての自負心やプライド
そうしたものが結晶して、一つの反物は出来上がります。
もしどこかで着物の反物を見かけられましたら、
その一反分の重さより遥かに重い職人たちの「きもち」を
感じて頂けましたら、和装関係者の一人として嬉しく思います。


宗流


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by sou-ryu_mame | 2009-03-06 18:12 | 絹について

原点回帰(?) 絹について9


こんばんは。
今日の京都は晴れたり曇ったりのお天気でした。
最近、すっきりと晴れる日が少ないようです。
季節の変わり目はこんなものでしょうか…。


本日は「絹について」第9回目です。
あと一回で10回になりますが、こんなに長くなるとは…
ご紹介した本人が一番驚いています。

さて、今日は織機(しょっき)のお話です。
前回までで糸の準備・図案のお話をご紹介しましたが
今回はいよいよ本格的な「織」作業の開始です。

以前の回でお話ししましたように糸の準備ができた経糸は
織機にセットされます。織る段階に入ると、そのセットされた経糸を
上げ下げし、その間に緯糸を通して生地が織り進められます。
その経糸を上げ下げする作業と、それを行う装置そのものを
「綜絖(そうこう)」といいます。

ちょっとイメージが分かりづらいかもしれませんので
恒例になりました(?)たとえを示させて頂きますと
マリオネット(操り人形)には、上から糸を体の各部分につなぎ
動かす部分を上げ下げしますね。
少し違うのかもしれませんが、綜絖とはそうした糸の上げ下げをする
操作であり、マリオネットの糸でもある大切な部分です。
その作業がマリオネットの動きにつながるように、
綜絖は織物を織るための糸を操る作業となります。


これは反物や帯などでそれぞれ用意された経糸の本数全てに
ひものようなものをつなげます。
例えば経糸が3000本あれば、3000本の綜絖が必要となります。
大変な作業となるために、これは綜絖のためだけの仕事
「綜絖屋」さんという職業があるくらいです。

そして綜絖と同じく、経糸の上げ下げを機に指示をする装置が
「紋紙」と呼ばれるものです。
これはボール紙のような厚紙に穴をあけ、その穴に織機の針が通り
その部分だけ経糸を上げることで地紋(模様)のある生地が織れるのです。
…これはたとえが難しいのですが、脚本のようなもの、でしょうか。
脚本家(紋紙)が細かな指示を役者(糸)にすることで
役者は細やかな心理描写や情景(模様)を表すことができる。
そんなところでしょうか。

この紋紙は、大きさとしては約35cm弱×4.5cmほどで
一つの図案に対して数百枚から千枚単位必要となります。
しかし、これは今では膨大な数の紋紙から、たった一枚の
フロッピーディスクに変わってきています。
これは「紋紙フロッピー」とよばれ、紋意匠図の情報が
コンピューターで読み込まれたものが入っています。


昔ながらの「織物」の作業が根強く残る和装業界の中でも
確かに時代の波が寄せているのは、こうしたところでしょうか。

しかし、データが様々なかたちのメディアに残される中
フロッピー自体も日常ではあまり見なくなった気がします。
もちろん和装以外のコンピュータ化された織機には
データだけでなく制御全てがコンピュータ化されたものもあるかもしれません。
ですが、こうした人の手がかかったものはなくなって欲しくない、
どれだけ便利になっても、人の手が加わった技術そのものに
価値や敬意を置く気持ちというものはなくして欲しくない。
そう思います。


宗流


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by sou-ryu_mame | 2009-03-05 22:24 | 絹について

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